投資についての話になるといつもと言っていいほど話題になる投資と投機の違い。それはディトレードや時間軸について短期の回転売買か長期保有かについての話でかみ合わない。
例えば優良株を長期に渡って保有する事が投資であり短期に何度も売買をするデイトレードなどは上がるか下がるかのギャンブルだと主張する人たちの声をよく耳にした。
特に１日の間に何度も売り買いを繰り返すことが精神的にも肉体的にもストレスが強く、短期で売り抜けて利ざやを稼ぐ人たちの事を人としてのモラル、人格や道徳的な面で非難しているコメンテーターが居た事はみんな覚えているだろう。
マーケットに迷いが出てきた時に何もせずに持ち越すことが安全な投資手法なのだろうか？何かの要因で下落していく株を保有し続けることは個人投資家としてはそこで間違えば長期塩漬けの命取りとなる恐ろしい投資方法なのである。
神に祈りを捧げて待っていると株価が持ち直して利益となる事も有るかもしれないが、何もしないでただ嵐が通り過ぎるのを待つ事で利益を出してしまった投資家たちは小さなリスクや損失を恐れて手仕舞うことができなくなってしまう。
たとえば株価が下落した理由を詮索する前に小さな損失を受け入れポジションを手仕舞うことが明日からもマーケットでニュートラルな思考の個人投資家として利益を出す可能性が高まる投資方法なのだと言えるだろう。
