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多数派トレーダーが損失を被り少数派が利益を得る事ができる



氷水バケツチャレンジがブームと言われるほど有名になってしまった「氷水をかぶるか寄付するか」というチャリティ―活動の賛否がテレビやネットで議論になっているようです。



その趣旨はある難病に対する認知度をあげ支援するための募金活動と言うことだったのにいつの間にか有名人が氷水をかぶりその動画をテレビやSNSなどで発表また次の有名人を指名するという連鎖が次々と伝播しながら全世界に広がって行くうちに「何か違うイベントや売名行為のようだ」と感じてしまった人たちから批判的な意見も出だした訳ですが確かにその難病の知名度は上がったことでしょう。



株式市場やFXなど投資(investment)の世界では大多数のトレーダーが損失を被りその損失を少数のトレーダーが利益として得ていると言われています。



バンドワゴン効果と言うのをご存じでしょうか?
それは音楽隊が賑やかで楽しそうな音楽をならしながら町を練り歩いて行きます。始めは数人が音楽隊の後をついて歩いているのですが、楽しそうに町を練り歩く姿を見た子供や音楽隊のファンがその後に付いていき盛り上がっていきます。



そして人数が増えた行列は前のような早さでは進むことはできなくなりスピードは遅くなりゆっくりとした行進になっていきます。

その行列をただ見ていただけの人たちがゆっくり歩くだけなら楽しそうなイベントに参加したいなぁと思い始めると急激に参加人数が増えていきます。

群衆となって行進している人の中にはつまずいて倒れたり将棋倒しとなってケガしたり足を踏まれて喧嘩になったりして大声で不平や不満を叫んでいる人達の集団となっていきました。

そこまで行くともう、音楽隊は必要ありません。音楽隊や始めの数人はいつの間にか居なくなっていました。みんなが楽しく盛り上がっていたときに高値で全て売り抜けていたのでした。



その後に行進に参加した人達が病気になったりケガしたり苦しんでいるようだったので一番安い所で買い取ってあげたそうです。困っている人達を助けてあげるなんて良い人達ですね。そしてみんなが忘れた頃また誰かが言い出します。「今、流行の音楽でパーティしよう!」

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